2021年3月15日

清岡明さん来館

日中はあたたかい日差しがでてきましたね。

桜の開花もそろそろでしょうか。

 

先日、現在開催中の展覧会「10年目の今 考える」に出展いただいている

清岡明さんと、清岡さんが通う作業所ら・ら・らのみなさんが

展覧会を観に来てくださいました。

 

WARAKOH think and feel 東北 vol.4「10年目の今考える」

 

 

清岡さんと展示作品を一緒に観ながら

いろいろとお話させていただきました。

 

 

 

 

 

清岡さんの作品によく出てくるモチーフのひとつである「しわ」。

作品の一部に「よこ5本 たて4本」の文字が書かれているのを見つけ

それぞれの作品に描かれている「しわ」を改めて見返してみると、

たしかにすべてが「よこ5本 たて4本」になっていました!!

清岡さんに聞いてみると、

実際に自身のおでこにできるしわの数を数えて忠実に再現しているそう。

来館の際はぜひここにも注目して観てみてくださいね。

 

 

 

最後には学芸スタッフ全員と握手をしてくれた清岡さん。

その気持ちがとっても嬉しかったです。

 

お気に入りの作品の前で

おばあちゃんゆずりの「しわ」をみせてくれる清岡さん。

 

 

清岡さんの作品は明るい色彩が観る者をひきつけます。

じっくりと作品と向き合うと、

清岡さんが東日本大震災を機に何を感じ何を描き、

そしてどのように描くものが変容してきたのかを感じ取ることが出来ます。

ぜひゆっくりと作品を観に来てください。