1期:3月30日(日)-4月20日(日)/2期:4月27日(日)-5月18日(日)/3期:6月8日(日)-6月29日(日)

ちいさな蔵の展覧会2025

高知県在住の方を中心とした障がいのあるアーティストや作り手による作品を紹介する展覧会シリーズ。

CONCEPT

2016年から始まり6回目となる今回は、30年以上にわたり描き続けた茨木隆敏のドローイングを3期に分けて紹介します。

概要

会期 

1期 2025年3月30日(日)~4月20日(日)

2期 2025年4月27日(日)~5月18日(日)

3期 2025年6月8日(日)~6月29日(日)

 

開館日

金土日

※1期〜3期各会期の間の期間は展示替のため休館

      

開館時間

10:00~18:00(最終入場時間は17:30)

 

場所

藁工ミュージアム エントランス(〒781-0074 高知市南金田28)

 

入館料

無料

 

紹介作家

茨木隆敏

 

作家プロフィール

茨木隆敏 Takatoshi Ibaragi

1948年高岡郡中土佐町生まれ。若い頃からノートとペン、定規をいつも持ち歩き、頭の中に浮かぶ言葉やモノを日常的に描き続けてきた。繰り返し描かれているのは「お金」「軍艦」「地図」など。それらに見られる独自に変換された言葉や線の重なりには、吸い込まれるような引力と力強さが感じられる。2011年、彼が亡くなるまでに残された一万枚を超える創作物は今も圧倒的な存在感を放っている。

 

出展歴

「スピリットアート(高知県障害者美術展)」(高知県立美術館/2002年、2003年、2004年、2005年、2006年、2007年 入選)

「個展」(てくとこギャラリー/2002年)

「四人展」(size0/2006年)

「茨木隆敏の世界」(中土佐町立美術館/2015年)

 

各会期詳細

1期 「紙幣」 

2025年3月30日(日)~4月20日(日)

彼が作り出す紙幣には独自の単位が使われています。作品Aの単位は「億」よりも大きく、一つかみの紙幣で国が一つ買えるほどの金額になるそうです。1期では、何千枚にも及ぶユニークな紙幣を紹介します。

 作品A

 

 作品B

 

2期 「地図」「軍艦」など 

2025年4月27日(日)~5月18日(日)

お金や基地、国名と思しき言葉が記された地図が現しているのは「国盗り」の様子。彼は軍艦や飛行機、空飛ぶ車、忍者、軍人なども好んで描いてきました。2期ではこれらを紹介します。

 作品C

 作品D

 

3期 「雲」「魂」「布団」など 

2025年6月8日(日)~6月29日(日)

30年ほどの長い創作期間の中で、彼はアクリル絵の具を使い5年ほど創作しました。被写体となるのは彼にしか見えない世界。作品 Eは、武士の魂が飛ぶ様を描いたものだそうです。3期では、のびやかで色彩感覚豊かな絵画を紹介します。

 作品E

 

 作品F

 

お問い合わせ

藁工ミュージアム

電話 088-879-6800(金土日開館 / 10〜18時)※お急ぎの場合は 090-97705221(松本)まで

メール info@warakoh.com

 

藁工ミュージアムでは、障がいのある方の表現活動等に関する相談も随時受け付けております。

お気軽にお問い合わせください。

 

主催

藁工ミュージアム・NPO蛸蔵

 

協力

海辺の杜ホスピタル、山中雅史

 

高知県障害者文化芸術活動支援事業