【高知市会場】2020年3月14日(土)①14:00~ ②18:30~      【須崎市会場】2020年3月15日(日)①10:30~ ②13:30~

映画「地蔵とリビドー」上映会

★高知市会場での上映会では、上映終了後、本映画監督・笠谷圭見氏と
 やまなみ工房施設長・山下完和氏によるトークイベントを開催。

CONCEPT

近年、「アール・ブリュット」や「アウトサイダー・アート」という言葉によって、障がいのある方の作品や表現が国内外で注目を集めており、作品やその作り手が紹介される機会が多くなっています。中でも、滋賀県にある障害者施設「やまなみ工房」に通う方がつくりだす作品はとても高く評価されています。その評価は国内にとどまらず、海外のアート市場でも高い注目を集め、スイスやフランス、アメリカ、イギリスなどの博物館やギャラリーにも作品が収蔵されました。
映画「地蔵とリビドー」は、「やまなみ工房」の日常を紹介するドキュメンタリー映画です。映画の中には「やまなみ工房」に通う障がいのある方が実名で登場しています。それぞれのスタイルで過ごす日常。その中でつくられていく作品たち。その何という事のない日常の姿が、観る者を魅了していきます。

今回その映画を上映するほか、高知市での上映会では、上映後にトークイベントを行います。
ご登壇いただくのは、映画監督の笠谷圭見氏と「やまなみ工房」施設長の山下完和氏です。お二人からは、映画製作に至った経緯や撮影の裏話、障がいのある方を取り巻く環境や彼らとの関わり方などについてお話を伺います。

障がい者の魅力にスポットを当てる本作品の上映とトークイベントを通じ、彼らの魅力を感じていただくとともに、彼らに対する関わり方や社会の見方、社会そのものの在り方をみんなで考える一端となれば幸いです。

 

映画について****************************************************

呪文、恋心、謎のハミング、解毒剤としてのアート?
不可解で奇妙、でもなぜかグッとくる。

独創的なアート作品を生み出し続ける障害者施設「やまなみ工房」。いま彼らの作品はアメリカやヨーロッパのアート市場を中心に世界的な注目を集めている。工房に通所するのは知的障害者や精神疾患を持つアーティストたちだ。彼らは実名で登場し、その日常が包み隠さず描かれている。
作品がいつ完成するのか、それは彼ら自身にもわからない。作品が誰にどう評価されるのか、彼らはまるで関心がない。ただ衝動のままに創作し続ける彼らの姿がそこにあるだけ。ひとつ事実として言えるのは、作品が彼らと他者との確かな結節点となっていることだ。アウトサイダーアートに造詣の深いジャーナリストや美術関係者へのインタビュー、障害を持つアーティスト自らが語る「精神状態と創作の関係性」など、彼らの切実な表現欲求の根源を探るドキュメンタリー。

【出演】
小出由紀子(アートディーラー)
エドワードM.ゴメス(「RAW VISION」編集局長)
向井秀徳(ミュージシャン) ほか

監督:笠谷圭見
撮影:野田亮(apartment film)/TRUCK FILM DESIGN
音楽:イガキアキコ

プロデュース:やまなみ工房/PR-y
製作プロダクション:RISSI INC.
62mim./日本語・英語字幕入り

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高知市会場

【場所】藁工ミュージアム(高知市南金田28アートゾーン藁工倉庫) 

【日時】2020年3月14日(土)

   ①14:00- ②18:30- ※上映時間62分。約70分で上映会は終了予定。

【料金】1,000円

【定員】各回40名程度

 

 [各上映会終了後、トークイベントを行います] ※30分程度

【出演】笠谷圭見(映画監督)/山下完和(やまなみ工房施設長)

【進行】松本志帆子(藁工ミュージアム学芸スタッフ)

 

【出演者プロフィール】

笠谷 圭見(かさたに よしあき)

RISSI INC. クリエイティブディレクター

グラフィック・映像・空間演出など、活動の幅は多岐に渡る。2011年より知的障害者による創作物の魅力を発信するプロジェクト「PR-y(プライ)」を主宰し、海外のギャラリーや研究機関等との橋渡しを手がける。「DISTORTION」というコンセプトワードを掲げ、アート展やファッションブランドのプロデュ―ス、ドキュメンタリー映画の監督など、様々な領域で表現活動を行っている。

 

山下 完和(やました まさと)

社会福祉法人やまなみ会 やまなみ工房施設長

グラフィック・映像・空間演出など、活動の幅は多岐に渡る。2011年より知的障害者による創作物の魅力を発信するプロジェクト「PR-y(プライ)」を主宰し、海外のギャラリーや研究機関等との橋渡しを手がける。「DISTORTION」というコンセプトワードを掲げ、アート展やファッションブランドのプロデュ―ス、ドキュメンタリー映画の監督など、様々な領域で表現活動を行っている。

 

須崎市会場

【場所】共同作業所ゆら・ら(須崎市山手町1-7) ※地図(Google Map)はこちら

【日時】2020年3月15日(日)

   ①10:30- ②13:30- 

【料金】1,000円

【定員】各回20名程度

 

お問い合わせ ※ご予約も承ります。

藁工ミュージアム

【電話/FAX】088-879-6800(10:00-18:00/火曜休館)

【メール】info@warakoh.com

 ※下記予約フォームからもお申込みいただけます。料金は当日お支払いください。


2020年3月14日(土)

2020年3月15日(日)


 
※予約上映会が複数の場合は、合計人数を入力、詳細をその他に必ずご記入ください。


電話 ※できるだけ携帯電話をご入力ください。
メール


ご予約後、3日以内に当館担当者より返信いたします。「info@warakoh.com」のメールを受信できるよう、必ず設定してください。3日たっても連絡がない場合は、お手数ですが当館にメールや電話にてご連絡ください。【メール】info@warakoh.com【電話/FAX】088-879-6800(10:00-18:00/火曜休館)

映画「地蔵とリビドー」上映会の予約を行います。送信ボタンを押した後、最終確認を行う画面は表示されません。上記内容にて送信しますので、よろしければチェックをしてください。クリック後は同じ画面に戻ります。送信ボタン下に「送信されました」というコメントが表示されますので、ご確認ください。

 

【主催】藁工ミュージアム/シネマ四国

【共催】すさきまちかどギャラリー

【会場提供】共同作業所ゆら・ら

 

高知県障害者文化芸術活動支援事業