2017年10月11日

今年もダンボールハウスキャンプが開催されました!

2017年10月7日(土)、8日(日)。@蛸蔵

10月に入り、まだまだ蒸し暑い日が続きます。

今年もシアターTACOGURA主催のダンボールハウスキャンプが開催されました。

ダンボールハウス作りから炊き出しや演劇防災クイズまで、2日間でてんこ盛りのプログラムが行われ、集まった子どもたちも大満足のひとときを過ごせたのではないでしょうか。

しかも楽しいだけではなく、いざという時に役立つ知識が満載の防災キャンプ。今回記録係を担当した島崎も、防災の知識を分けていただきました。

 

まずは自己紹介ゲームから。

好きな色、好きな食べものなど、小さいことからお互いを知っていくゲーム。その後、アイスブレーキングや防災ダック、猛獣狩りゲームなど体を動かすゲームで仲良くなっていきます。一晩を共に過ごす仲間たち、コミュニケーションはとっても大事ですね!

 

お互いの名前を覚えたら、早速ダンボールハウスの構想を練っていきます。

中には友達と協力して、シェアハウス作りを計画する子も。どんなお家が完成するんでしょう。

大体のイメージができたら、ダンボールを切ったり貼ったりして形を作っていきます。

家づくりで一番大切な強度を出す工夫は、スタッフがお手伝い。

今回はダンボールで作った三角柱がみんなの家を支えます。

ダンボールハウス作りが完成に近づいたころ、丁度お腹の空く時間帯になりました。

もうひと踏ん張りで、次は紙食器作り。

古新聞とビニール袋で意外と簡単に作ることができました。

夕食は、カレーライスと乾物サラダ、野菜ジュース。

アルファ米など防災食を用いて、栄養バランスも考えられたメニューです。

 

そして、明日の発表会本番に向けて、防災演劇クイズの練習が始まりました。

各チームに分かれて、それぞれ役割が与えられます。

みんな、セリフを覚えるのが早いです。

翌日、ラジオ体操、朝食が終わり、最後の練習を重ねます。

そして本番、演劇防災クイズの発表を観るため、大勢のお客さんがやってきました。

家具固定の大切さ、怪我をした時の応急処置、避難所で思いやりを忘れないこと等々。

演劇を通して、災害が起こった時どのような対応をすればよいのか、役者も鑑賞者も学ぶことができたと思います。

 

日頃の防災に対する意識は、ほんの小さいことの積み重ねが大切。

今回の経験が、参加した子供たちのこれからに役立ち、減災に繋がっていくのではないでしょうか。

 

私もまだしていなかった家具固定から、やってみようかなと思います。

 

 

島崎