2019年12月17(火)

トークイベント あにめのいろは ーアニメーションから広がる世界ー

アニメーションは見るだけでなく、作るのも楽しい!それもただ楽しいだけでなく、アニメーションを作るという行為や、その楽しさに果てしない可能性が秘められていることをご存知ですか。

CONCEPT

実は、デンマーク、カナダ、ブラジルなど世界各地でその可能性を見出す研究・実践が重ねられてきました。日本では、2016年と2017年に高知県の大月町立大月小学校がアニメーション作りを学習過程に取り入れています。
この研究の発案者であり、世界のさまざまな国で多様な環境にあるこどもや大人たちとワークショップの実践を30年以上重ねてきたハンネ・ペールセン氏と大月小学校で実際に指導にあたったインマ・カルペ氏をお招きし、今、私たちの抱える教育や福祉、また、コミュニケーションの課題に創作活動(アニメーション作り)がいかに解決策となりうるかをお話しいただきます。これまでの活動や現在の取り組みなど具体的事例から参加者みんなで学ぶとともに「あにめのいろは(創作の哲学)」について対話する機会となればと思います。

講師

●ハンネ・ペールセン
デンマーク公立VIA総合大学、アニメーション・ワークショップの教育とアニメーション部門の指導者。1993年よりアニメーションを通した教育、教材としてのアニメーション、科学とアニメーション、アニメーションの学習効果などについて実践を重ね、欧州の各国との協働研究・開発を先導してきた。言語でのコミュニケーションに課題を抱える特別支援学校や施設において、アニメーション創作過程を用いたコミュニケーションの有用性を明らかにし、世界各地を訪れ、抑圧に苦しむ人々のセラピーを目的としたワークショップも精力的に行なっている。

 
●インマ・カルぺ
デンマーク公立VIA総合大学の国際プログラム「クリエイティブ・ラーニング&アニメーション講座」講師。フリーランスのコンセプト・ビジュアルアーティスト、アニメーター、アニメーション講師でもある。アニメーションが心理学と脳神経科学の視点から研究、論文を執筆し世界でのネットワークを築いている。2016年、2017年と大月小学校の総合学習として行ったアニメーション制作の指導とカリキュラムへのアドバイザーとして関わり続けている。
 

 概要

 
【会場】高知蔦谷書店3階
 
【対象】ご興味のある方ならどなたでも
 
【使用言語】英語(通訳あり)
 
【定員】50人程度(先着順、申し込み不要です)
 
【参加費】無料
 
【主催】
特定非営利活動法人 地域文化計画/高知 蔦屋書店/あにめのいろは/藁工ミュージアム
※高知県障害者文化芸術活動支援事業
 

スケジュール

(予定 ※変更になる場合があります) 
 
19:30- ごあいさつ
19:35- トーク(ハンネ・ペールセン氏・インカ・ペルマ氏)
     アニメーテッドラーニングについて
  活動がはじまったきっかけ
     これまでの活動
        ペルーでのワークショップについて
教育×アニメーション
福祉×アニメーション
コミュニケーション×アニメーション
        (多様化する社会に視覚言語の持つ意味)
     現在の活動(開発した教材やアプリの紹介)
20:35頃  休憩
20:40-  質疑応答
21:00   終了
 
 
 

【お問い合わせ】

高知 蔦屋書店 
メール:kochi-t@kochi-tsutaya.com
 
特定非営利活動法人 地域文化計画 
電話:080-6721-3074(中村)
メール:opalh2019@gmail.com
 
 

チラシ画像